不要な衣類を使ったお手製ホッカイロ！

岡崎市のクリーニングの宅配専門店、宅配洗科の蓑田です。

今は夏で使う事がないかと思いますが、寒いときに使うものといえばホッカイロです。

ホッカイロの仕組みは、鉄と空気を化学変化させて酸化鉄（錆び）を作ります。酸化の際に発生する熱がホッカイロの熱です。酸化を促進させる為に活性炭や水分が含まれています。

酸化鉄はいわゆる錆びです。通常、鉄が時間の経過とともに緩やかに錆びていく為、熱を発生することはありません。ホッカイロは急激に酸化するからこそ熱が発生する仕組みです。

ホッカイロの元祖といえるものに温石というものがあります。
温めた石を布にくるんで温めたい箇所に当てて使うものです。また、ぬか袋というものもあり、これは布製の袋に米、米ぬか、唐辛子、塩などを入れて温めて使います。使わなくなった衣類を使用して作られたものもあります。衣類のアップサイクルというやつですね。

温石やぬか袋とホッカイロの違いは、自ら発熱するかしないかです。
ホッカイロは化学変化で自ら発熱します。しかし、温石やぬか袋は温めれば繰り返して使えます。昔ながらの温石（ぬか袋）も試してみるのもいかがでしょう。