思わぬところに熱がある!ポリエステルの服を熱で形状変化させない為に

岡崎市のクリーニングの宅配専門店、宅配洗科の蓑田です。

ポリエステルのワンピースです。

よく見ると小さな穴が開いています!溶けたような穴です。ポリエステルは熱に弱い為、ちょっとした火の粉がつくだけでも穴が開いてしまいます。

おしゃれなワンピースは誕生日会等イベントで着用するケースもあるかと思います。イベントでの火元ってないように思いますが??あっ、祝いにロウソクや花火が使用されることもありますよね?十分にご注意を。

ちなみにロウソクの温度は一番外側で約1400℃あります。ポリエステルは225~275℃以上の熱(融点)で溶けてしまうので、ロウソクの火でも溶けてしまいます。

ポリエステルはお湯でも変形する!

融点(固体から液体)は225℃以上となっていますが、ガラス転移点は70℃と身近な温度です。

ガラス転移点とはポリエステルの分子が動く温度です。つまり、70℃以上の温度になると溶けたりはしないが、変形を起こしシワの原因となってしまうことがあります。雑菌等の臭いがひどいとき煮沸消毒という意味で熱湯をポリエステルの服にかけたり、つけたりするのはNGです。洗濯表示の桶マーク(洗い)の中に温度が書いてありますのでご確認ください。