合成皮革の耐用年数は約3年!購入日からでなく製造日

岡崎市のクリーニングの宅配専門店、宅配洗科の蓑田です。

革製品に対するイメージはどんなものをお持ちでしょうか?

大人、高級感、等々あるかと思います。

革製品を身近に楽しめるものとして、人工的に作られた合成皮革があります。ジャケット、コート、かばん、靴、財布など、様々な衣類や小物に使用されていますね。

天然の革製品に比べると、価格が抑えられ、かつ、大人感、高級感を演出することが出来ます。その合成皮革ですが耐用年数(わかりやすく寿命)は約3年といわれています。経年劣化(時間をかけて品質が低下)により表面が剥がれ、ベタつきが目立つようになってきます。

合成皮革の種類

合成皮革の種類には2種類あり、PUレザーとPCVレザーがあり、経年劣化時の現象は下記の通りです。

PUレザーPCVレザー
素材ポリウレタン樹脂塩化ビニル樹脂
経年劣化による現象加水分解によりベタベタになる表面のひび割れ

※加水分解:化学物質と水が反応して分解が起こる現象。ここでは水と素材が反応して起こる現象。

合成皮革製品の経年劣化によって出た現象をクリーニングでは取り除く(復元する)ことはできません

経年劣化によって表面が剥がれて、ベタついた合成皮革製品をクリーニングに出すと元に戻すことができるのか?というと、「それはできません」というのが回答です。クリーニングではあくまで元通りに復元はできませんが細心の注意を払って汚れを落とす(洗い)を行います。

ちなみに合成皮革の経年劣化は未使用でも進みますので、購入後3年経って見た目は新品でも、使用してみたら「ひび割れた!」ということはありえますのでご注意ください。

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