化学繊維だから防虫剤はいいかなー？

岡崎市のクリーニングの宅配専門店、宅配洗科です。

衣類を保管時に虫食いを防止する為に防止剤を使用します。防虫剤は主に動物性繊維（ウール、シルク等のタンパク質からなる繊維）を食べる虫からの被害を防ぎます。では、化学繊維（ポリエステルやナイロン）等であれば特に防虫剤は必要でないのか？

防虫剤は防虫だけでなく

基本的に化学繊維は虫食いの被害は少なくなります。しかし、皮脂等、タンパク質系の汚れが付着していると、汚れと一緒に繊維を食べてしまう事があります。綿や麻等の植物性繊維も同様です。万一に備えて防虫剤を使用する事をオススメします。また、防虫剤にはカビ防止や除湿機能を持つものもあります。

実際に保有する衣類は、動物性繊維もあれば、化学繊維、植物性繊維と混ざっていることがほとんどではないでしょうか。

防虫剤はどう拡がる？

防虫剤から出るガス（防虫ガス）はどのように拡がるのでしょうか？

ガスは空気より重い為、下に向かって拡がります。その為、タンスに仕舞う際には一番上の服の上に置くようにします。防虫剤のタイプにもいろいろあります。同じ銘柄でも、ハンガータイプ、小袋タイプ、カバータイプがあります。

一番効果があるのは、カバータイプです。梱包するのがちょっと面倒かもしれませんが、衣類をカバーで覆う為、ガスが衣類全体に行き渡ります。

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