一部だけだから目立つ毛玉

クリーニング時に毛玉取りの依頼を受けた事例です。毛玉は毛羽が絡み合って出来るものです。今回は着用時に身に着けていたバッグと擦れて出来てしまったようです。バッグがあった左脇腹付近のみ毛玉が出来ています。
素材はウールです。

毛玉が出来る仕組み

  • 生地から摩擦等により毛羽が発生します。
  • さらに摩擦が加わると毛羽が絡み出します。
  • 毛羽の絡みが大きくなって毛玉になります。

※今回の依頼品は初めての着用で毛玉が出来たようです。

毛玉を何回もとると生地が痩せる!

今回は、一部に毛玉が出来ているので、そこだけ目立つのが気になったようです。そもそも、毛玉自体が出来る事もイヤだと思いますが。

毛玉を取ることは見映えはよくなりますが、一方で生地が削られます。毛玉だけをとっているつもりでも、一緒に周辺の生地もとれてしまうからです。取ったとこだけ目立たないように周辺との風合いのバランスの調整が必要な場合もあります。

草が生えたグランドでも、草だけとっても根っこに土がついています。しかも凸凹なので、結局周辺も含めレーキで均す(ならす)ことになりますね。繰り返すと元々の土は無くなっていきます。

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