防災ラベル付きのカーテン!?

カーテンクリーニングの依頼です。洗濯表示ラベルとは別に防災ラベルが付いていました。

カーテンに防災加工が施されているものには防災ラベルがついています。消防法で防災製品を使わないといけない場所や施設もあります。

例えば、高層ビルや学校等。防災ラベルがついていると、防災仕様のものか分かりやすいですよね。

防災カーテンの役割

そもそも防災カーテンの役割はなんでしょうか？もちろん燃え広がるのを防ぐ為ですが、特にカーテンは窓に設定していることから、部屋の外から炎を侵入する、また、部屋の中から外への燃え広がりを防ぐ効果があります。木造家屋の場合、出火してから燃え尽きるまで約20分と言われています。意外と短いと感じませんか？1分1秒でも時間を稼ぐ意味でも防災カーテンの効果はあると思います。

防災ラベル付きでも、洗濯後防災処理が必要な場合も！

防災ラベルがついていても、洗濯によって再度防災処理が必要な製品もあります。見分け方としては、防災ラベルに「洗濯をした場合は要防災処理」と記載があります。今回、お預かりしたカーテンは洗濯しても再処理が必要ない製品です。もし、洗濯後、防災処理が必要な場合は矢印付近に記載があります。※写真は半分切れていてすいません。